神奈川県総合リハビリテーションセンター

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リハビリテーション

リハビリテーション工学科

リハビリテーション病院の中にある“工学科”って何?

病院といえば病気やケガを治してくれるお医者さんや看護師さん、訓練をしてくれる訓練士さんたちがいるところでしょ?!“リハビリテーション工学”って何をするの?」 リハビリテーションという言葉が日本で広まりだした頃、中学や高校時代の同窓会でみんなからよく聞かれたものです。その当時、「こういうことをやる仕事だ」と端的な答えが見つからず、「ああいうこともやる、こういうこともやる...」と、分かったような分からないような返答をした記憶があります。

1973年(昭和48年)8月に神奈川リハビリテーション病院が開設して45年が過ぎようとしている今、同じ問いかけにどう答えられるでしょうか? その当時と大差はなく、簡潔に答えることは、より難しいかもしれません。ただ、障害のある方々の、学校や職場、家庭、さらにはレジャーやスポーツなどを含む生活すべての環境をご覧になって下さい。

  • 軽くて少ない力で操作できる軽快な車椅子が多く使われています
  • 棚の上の本をご自分で手に取れるよう、立ち上がりが可能な車椅子があります
  • 不整地をどんどん進んでいく電動車椅子があります
  • 車椅子の方がチェアー・スキーで世界一を争っています
  • スッ、スッと軽く前に脚を振りだせる、見た目もきれいな義足があります
  • 突然に膝が折れ曲がって転倒してしまうような義足はなくなりました
  • 速く歩きたいときは、速く動いてくれる義足もあります
  • 切断された腕の残った筋肉の働きを検知して、指が滑らかに動く電動義手があります
  • 目の動きや息の吸い方・吐き方で操作できるパソコンなどもあります
  • 歩いているときの関節の曲がり方や力のかかり方を詳しく調べて、治療やリハビリ訓練に生かすことができます

いくらでも例をあげられるこれらのことが、現在では当たり前のこととなっています。
リハビリテーション工学の分野はこれらのすべてに関わっています。工学的な技術や知識が障害のある方々のために活用できそうであれば、それらを研究・開発・応用していくことすべてが仕事の対象範囲となります。
日本国内でも多くの研究者や技術者がこの分野にいて、いろいろな分野の進んだ技術や知識を障害のある方々の生活に生かせないかどうか、常に考えながら仕事をしています。

リハビリテーション工学科のご紹介

当院のリハビリテーション工学科の場合では、科長を含む7名の職員で3つを主業務として活動しています。
「義足や装具の製作・評価」、「車椅子」、「歩行分析」については、それぞれをクリックしていただければ、業務の概要をご覧いただくことができます。

リハ工学科科長 沖川 悦三

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