神経内科
診療を担当する医師により専門領域が異なります。以下の医師の紹介をご参照ください。
担当医師 糠澤 達志(副病院長)
専門領域
神経・筋疾患の患者さまにとって在宅療養に向けて必要なリハビリテーションを行います。
ギラン・バレー症候群、多発性硬化症などで回復期にある方、パーキンソン病、脊髄小脳変性症など神経難病の患者さまで訓練が可能な方を対象に入院リハビリテーションを主としてお受け致しております。
神経・筋疾患の治療は当科において、リハビリテーション治療はリハビリテーション科医師の指示のもとに行っております。

-
- 副病院長
- 糠澤 達志(ぬかざわ たつし)
- 専門資格
- 日本神経学会専門医
担当医師 瀧澤 俊也
専門領域
脳卒中、パーキンソン病、脱髄疾患、認知症、頭痛など神経内科全般の診療を行います。東海大学医学部神経内科主任教授在任を含めて44年間の診療実績と経験を生かし、神経内科診療とリハビリテーションを並行して行い、多くの患者さんのニーズに貢献致します。

-
-
医師
東海大学名誉教授 - 瀧澤 俊也(たきざわ しゅんや)
- 所属学会
- 日本脳卒中学会(名誉会員、元理事、脳卒中治療ガイドライン2021編集委員)、日本神経学会(元評議員)、日本内科学会(元評議員)、日本脳循環代謝学会(名誉会員、元理事、2020年学会会長)、日本脳血管認知症学会(元理事、2021年学会会長)、日本認知症予防学会(評議員)、International Society for Cerebral Blood Flow and Metabolism: Member、Frontiers in Neurology: Editorial board member
- 資格
- 医学博士
- 日本神経学会専門医、指導医
- 日本内科学会認定医
- 日本脳卒中学会専門医、指導医
- 日本認知症予防学会専門医
-
医師
-
- 医長
- 川村 玲衣奈(かわむら れいな)
- 所属学会
- 臨床神経生理学会
日本内科学会
- 資格
- 日本神経学会専門医
- 神経伝導検査分野専門医
- 総合内科専門医
- 日本内科学会認定
診療状況
1)Dr to Dr連携による早期入院
4年前から県民に良質なリハビリ医療を提供出来る様に発症早期の入院を受け入れるべくDr to Dr入院体制を構築しています。すなわち、従来のルートのように入院審査会や事前外来面談を行わず、直接急性期病院の主治医から電話ないしメール連絡を受け、即日入院を決定し、ベット調整ができ次第直接入院して頂いております。
a) 入院患者 (Dr to Dr、既存ルートの入院を含む)
| 患者数 | 依頼から入院までの期間 | 発症から依頼までの期間 | 発症から入院までの期間 | |
|---|---|---|---|---|
| 令和5年度 | 77 | 8.7±4.5日 | 14.4±23.5日 | 23.5±13.8日 |
| 令和6年度 | 105 | 8.6±4.1日 | 20.2±14.6日 | 29.2±16.5日 |
| 令和7年度 | 87 | 9.1±4.1日 | 18.7±19.3日 | 29.7±20.0日 |
b) 3.5年間の全入院患者(令和4年10月〜令和8年3月までの入院)
| 総入院患者数 | 依頼から入院まで | 発症から依頼まで | 発症から入院まで | 入院日数 |
|---|---|---|---|---|
| 294名(月平均7.1名) | 8.7±3.9日 | 18.5±15.4日 | 28.3±18.1日 | 78.8±48.9日 |
発症早期のリハビリ転院は、以下のごとき利点があります。
- 急性期病院(東海大など)の医師の負担軽減・ベッド稼働率上昇に繋がります。
- 入院時は亜急性期管理や合併症などへの全身管理が求められるものの、発症早期から重点的リハビリを開始することにより退院時に高いFIM改善効果が得られます。
- 予期せぬ病状悪化・急変時には東海大学病院への即時転院受け入れが可能であるため、安心して診療・リハビリを継続できます。
- 個々の患者さんにとって、急性期・回復期全体での入院期間短縮・医療費軽減が得られます。
現在、東海大学病院脳神経内科などと緊密な連携をとり、全身合併症の有無にかかわらず発症早期から患者さんを受け入れております。発症早期のリハビリ転院の実施は公的医療機関の責務であり、今後、対象施設を増やし更なる入院待機期間の短縮を進めます。
2)パーキンソン病患者さんの定期リハビリプログラム
パーキンソン病患者さんの定期リハビリプログラムを開始しています。具体的には、1~2ヶ月間の入院中に個別に、リハビリのみならず、栄養士の指導、薬剤師による服薬指導、医師による病気の説明プランを用意し、4〜6ヶ月毎にこの入院を繰り返し、長期的な機能改善を図る予定です。とくに当院の特徴として、パーキンソン病Yahr 3〜4の歩行困難を有する患者さんに対してもサイバーダイン社のHAL®を活用して歩行リハビリを施行しています(下図参照)。さらに従来のPT、OT、STのリハビリに加えてリハ工学(HAL®前後の歩行解析に基づくリハビリ)、体育(体育館での球技などの個別・集団実技)、臨床心理といったリハビリ専門職種による多角的評価訓練を実施しています。
パーキンソン病の内科的加療に関しては、最先端の診療を行っております。2023年12月、私はサフィナミドの夕方投与によるパーキンソン病患者さんのモーニングオフの改善効果(日本老年医学会誌、2023;60:390―399)
を報告しております。これに留まらず、病態に応じた抗パーキンソン病薬の適切な加療を行いますので、最先端のエビデンスに基づくパーキンソン病治療をご希望の方は紹介状を持参の上、是非ご連絡下さい。

3)神経内科疾患への最新医療の提供
リハビリ病院だからといって旧態依然の臨床のままで良い事はありません。常に神経内科の最新・最善医療を提供し、リハビリと内科診療の両輪の対応が求められます。脳神経内科専門診療として、多発性硬化症(オファツムマブ1名、ナタリズマブ2名、シポニモド1名)、視神経脊髄炎(サトラリズマブ4名、イネビリズマブ1名)、パーキンソン病(DBS 1名、LCIG 1名、ホスレボドパ・ホスカルビドパ持続皮下注1名)、EGPA(メポリズマブ1名)を施行し、大学病院とのシームレスな診療を実践しています。さらに外来点滴ブースを有効活用して、軽度認知症患者さんへのレケンビ治療5名を実施しています(レケンビ導入維持認定施設)。
4)認知症ケアサポートチームでの院内活動
2025年4月より認知症の患者さんの入院生活をサポートする多職種認知症ケアサポートチームを発足し、認知症の悪化を予防し、身体疾患の治療を円滑に進めることを目指します。
主な活動内容としては、①毎週認知症ケアに関するラウンド・カンファレンスを実施する(神経内科医、精神科医、認知症看護認定看護師、病棟看護師によるチーム)、②認知症ケアに関する院内研修を企画する(年数回)、③認知症の人の環境調整やコミュニケーション方法について病棟看護師と検討することです。
対象は認知症高齢者の日常生活自立度III以上の入院患者さんで、認知症看護認定看護師・社会福祉士が家族と情報共有を図りつつ、認知症の鑑別検査やBPSDへの対応を含めた治療を実践して参ります。
5)認知症外来のご予約について
毎週火曜日及び木曜日に行っています。ご予約は以下の要領でお願いします。
1.紹介元の医療機関から「紹介状・診療情報提供書」をお受け取りください。
2.受診希望日の前日までに予約センターにお電話して予約を入れてください。
※「瀧澤医師の認知症外来の予約」とお申し出ください。
予約電話番号
予約センター:046-249-2489 平日13時~16時15分
