神奈川県総合リハビリテーションセンター

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看護部

診療看護師・専門看護師・認定看護師

  • 診療看護師 1名
  • 家族支援専門看護師 1名
  • 感染管理認定看護師 2名
  • 皮膚・排泄ケア認定看護師 2名
    (1名は、特定行為研修修了者)
  • クリティカルケア認定看護師 1名
  • 脳卒中看護認定看護師 1名
  • 認定看護管理者 2名

診療看護師

山内 綾子(2022年取得)





家族支援専門看護師

白石 悦子(2017年取得)

家族支援専門看護師は、患者さんを含むご家族本来のセルフケア機能を高め、主体的に問題解決できるよう身体的、精神的、社会的に支援し、患者さんの回復を促進していけるよう家族を支援することです。家族の一員が病や障害をもつ出来事の影響は、特定の誰かではなく、家族メンバーそれぞれに影響を及ぼし、家族の揺らぎとなって現れます。このような揺れる家族が、自分たちで主体的に対処、適応していけるよう相談やケアを行いながら支援しています。また、患者さんやご家族の相談や悩みに対応されている看護スタッフと共に、関わりやケアの方向性を考えていけるよう協働していきたいと思っています。

感染管理認定看護師

佐藤 ひふみ(2012年取得)
矢野 ゆう子(2022年取得)

感染管理認定看護師は、患者さんや病院職員だけではなく、病院を訪れる全ての方を感染症から守るために活動しています。
感染制御室に配置され専従として多職種と連携しながら、感染対策に関する問題に対し解決に向け組織横断的に活動しています。患者さんにとって感染に強い病院環境であるか、病棟のラウンドで確認し結果をフィードバックしています。

また、患者さんから検出される耐性菌の検出状況をモニタリングし、必要な感染対策が行えるよう情報提供も行っています。
医療関連感染対策への取り組みは、日々進歩しています。院内で取り組んでいる処置やケアも、そのときどきのエビデンスに基づく「最善の取り組み」を行えているかどうかが問われています。そのためには日常の感染対策を見直し、改善が必要な場合は解決策をともに考え対策が継続して行えるよう心掛けています。

医師、検査技師、薬剤師と共にチームを作り、感染症発症時の早期対応、薬剤耐性菌蔓延防止のため抗菌薬の適切な使用の推進、さまざまな視点からラウンドを行い職員と協力しながら全ての人を感染から守り、安全な医療と安心できる環境を提供できるよう活動していきます。

皮膚排泄ケア認定看護師

長堀 エミ(2010年取得)(2022年特定行為研修終了)
矢後 佳子(2015年取得)

皮膚・排泄ケア認定看護師は、「創傷」「ストーマ(人工肛門・人工膀胱)」「失禁」に関するケアを行う看護師です。褥瘡(床ずれ)発生予防と早期治癒を目指したケアや、皮膚トラブルを生じやすい方へのスキンケア、排泄障害に伴い生じる問題に対応しています。ストーマを造設された方には、ケアの方法や日常生活などさまざまな相談に対応しています。

また、褥瘡対策チーム、栄養サポートチームの一員として、他職種と連携し、専門分野に関する問題や疑問に対して、解決できるように組織横断的に活動しています。また、看護外来では排泄障害やストーマケア、褥瘡ケアに関する困りごとの解決ができるように相談を受けています。患者さんやスタッフの期待に応えられるように活動していきたいと思います。

クリティカルケア認定看護師

山内 綾子(2016年取得)

クリティカルケア認定看護師として、病棟ラウンドやケアの相談を受けながら、異常の早期発見だけでなく予防的な看護介入を行えるよう活動しています。当院はリハビリ病院であるため、患者さんのほとんどが障がいをもっています。言語や知覚に障がいがあることで、症状を認めた時は病態が急激に変化しやすく重篤化するリスクがあります。多くのセラピスト達と日々のケアでの疑問や不安を共に考え、患者さんや家族が望む生活に向けて安全で安楽なケアの提供をしていきたいと考えています。そして、患者さんや家族との信頼関係を大切にし、二次的合併症を起こすことなく安心して地域で生活できるように支援していきたいと思います。

脳卒中看護認定看護師

増田 英太(2012年取得)

脳卒中発症後に運動・感覚の麻痺や失語などの高次脳機能障害と呼ばれる後遺症が残ることがあります。私は、認定看護師として脳卒中後に社会参加を目指して入院される方々の自立支援を行い、再発予防を含めた生活の再構築を目指し活動をしています。テーマである、その人らしい生き方を模索しながら、リハビリに懸命に取り組む患者様やそのご家族とともに、多職種のスペシャリストと協働しつつ今後も相談や実践に取り組んでいきます。

看護部の支援体制

診療看護師・専門看護師・認定看護師が、活動しやすい配置を考えます。集合教育の一環として、研修会を支援します。各部署からの相談の受付・コンサルテーション・実践指導について時間の確保をできるようにします。
指導・研修・学会参加・発表または雑誌発表等能力研鑽のための支援をします。

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