神奈川県総合リハビリテーションセンター

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診療技術部門

医療安全推進室

発足の経緯と現在の活動内容

神奈川リハビリテーション病院では平成17年度に医療安全推進室を設置し、患者さんの安全対策を進めてきました。医療現場において、患者さんの安全は何よりも優先されるべきであり、私たち医療従事者の基本規範といえます。さらに平成20年度からは医療安全管理者を専従で配置し、医療安全確保の前進に向けて取り組んでおります。
今後も、患者さんに安全な医療を提供するために関連部署と連携を図りながら、効率的かつ効果的な安全対策を講じ、また、安全文化の推進、安全情報の管理などにも積極的に取り組んでまいりたいと思います。

報告体制

当院では現在、全てのアクシデント事例について電子入力による報告制度を設けています。病院内における報告事例の中には、薬の投与忘れから転倒・転落等による骨折に至るまで、比較的軽微なものから重大なものまでありますが、アクシデントには至らなかったインシデント(ヒヤリ・ハット)事例も含め、IAC(インシデント・アクシデント・クレーム)レポートとし報告されます。報告されたインシデント、アクシデント、クレーム事例は、即日に収集・分析し、アクシデントの再発防止及び医療の安全性を高める工夫をしております。

ヒヤリ・ハット事例及びアクシデントの公表について

神奈川県が定めるレベル基準に基づき、事例のレベル判定を行い、四半期ごとに県に報告しております。
また、医療の透明性を高め、県民の皆様からの信頼を得るとともに、他の医療機関への情報提供を行い類似事故の発生防止を目的として、ヒヤリ・ハット事例及びアクシデントの件数、分析結果及び医療安全対策等を公表しております。

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