神奈川県総合リハビリテーションセンター

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脊髄損傷

作業療法科

作業療法科とは

現在、作業療法科では作業療法士37名で業務を遂行しています。脊髄損傷の患者さまへの作業療法は20名で担当しています。
作業療法室での訓練や病棟での日常生活訓練を実施し、より患者さまの生活に密着したリハビリを目指しています。
作業療法では、様々な症状に対して身体機能の向上を目指した治療と、身の回り動作の自立支援を行っています。

身の回り動作

具体的には、自分の手足やお尻などの体を自由に動かせる準備をした後、食事や着替え、ベッドの乗り移りが可能となるようにしています。
必要に応じて、入浴やトイレ動作の自立支援や介助方法の指導を行い、福祉機器の利用や住宅改造の相談にも対応しています。

患者さまのライフスタイルに合わせた支援

PC操作の写真
また、患者さまのライフスタイルに合わせた支援もしています。
例えば、口(マウススティック)でのパソコン操作、筆記用具の工夫などの復学支援、調理や洗濯などの家事動作です。
さらに、移動手段としての自動車運転では、ドライビングシュミレーター装置を利用しての手動運転の評価や、バス・電車などの公共交通機関の利用など、様々な相談にも対応しています。
私たち作業療法士は、入院生活から在宅生活まで患者さまらしく安心して生活でき、積極的に社会参加できるよう、今後も支援を続けていきたいと思います。
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