神奈川県総合リハビリテーションセンター

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脊髄損傷

職能科

脊髄障がいのある方への就労に関する支援

1.脊髄障がいのある方への就労に関する支援

職能科は、医師の処方に基づき、入院・外来患者さんや七沢自立支援ホームの利用者の方へ職業リハビリテーションを担当しております。脊髄障害のある方へは、新規就労や職場復帰及び職業能力開発校に向けた情報提供、職業相談や職能訓練(パソコンや事務課題)、関係機関や職場との調整などの就労支援を行います。

2.在宅勤務を希望される重度身体障がいのある方へ

通勤が困難で、介護体制により8時間労働が難しい高位頸髄損傷、脳性まひ、神経難病などの身体障がいが重度の方へ、在宅雇用支援プログラムを行います。

このプログラムは、「在宅勤務の知識習得」、「在宅での仕事と生活のイメージ形成」、「在宅勤務をする上で意識・注意すべきことの理解」、などを目的としております。
特に、「住職同一環境における精神的なOn-Offの切り替えと時間管理」、「作業遂行の見通しと効率化」、「コミュニケーションなどの重要さの気付きと習得」に重点を置いています。

プログラムの内容は、「在宅勤務する障害当事者や事業所に関する情報提供」、「ピアサポート」、「模擬的な在宅勤務を体験する在宅訓練」などを実施し、同時に「健康・生活管理の学習」を行います。
基礎的な職業への準備を整えた上で、職業能力開発を目的とした「障害者就職促進委託訓練e-ラーニングコース」や「在宅IT研修を行う就労移行支援事業所」へ移行し、連携した支援をしていきます。

3.地域の就労支援機関、相談支援事業所や養護学校、普通校の進路支援担当者の方へ

在宅雇用に向けた情報提供、支援方法や連携に関する相談支援を行います。

4.企業担当者の方へ

これから在宅雇用をお考えの企業の担当者の方へ、障がいの概要説明、労働安全衛生、雇用管理などの相談をお受けいたします。

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