リハビリ科第一
特 色
リハビリテーション科では、リハビリテーション科医、看護師、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)、義肢装具士(PO)、臨床心理士、医療ソーシャルワーカーなどからなるリハビリテーションチームとして治療を行っています。リハビリテーション科医は、患者さまを診察・検査し問題点を評価し、治療目標と期間を定めてリハビリテーション計画を作成し、各スタッフにリハビリテーション処方・依頼を行っています。リハビリテーションが円滑に進むように、内科や整形外科、泌尿器科などと協力して合併症の治療や健康管理も行っております。
主な治療対象、内容
外傷性脊髄損傷、非外傷性脊髄障害による四肢麻痺、対麻痺、上肢切断、下肢切断、脳梗塞、脳内出血など脳血管障害による麻痺、高次脳機能障害、その他各種神経内科疾患、廃用症候群などのリハビリテーション全般、義肢装具、車椅子などの処方、適合判定、他
入院について
外来にてご本人又はご家族の方にお話を伺ってから決定しております。リハビリは必ずしも元の体に戻ることを目標にできる訳ではありません。特に脊髄損傷の場合には完全な回復は難しいため、残されている機能を利用していくことが大切と考えています。当科では、まずご自宅で生活されることを目標に治療を行っており、一通りの治療には両下肢麻痺(対麻痺)の方で2~3ヶ月、四肢麻痺の方で4~6ヶ月程度の入院が必要となっています。
トピックス
痙性(つっぱり)の治療や車椅子、クッションなどのアドバイスも行っております。痙性については、薬剤を直接脊髄に注入する体内埋め込み式ポンプが健康保険で使えるようになりました。これは脊髄損傷だけでなく、脳性麻痺やその他の病気でも下肢の痙性がひどく日常生活に支障のある方に効果があります。脳神経外科、整形外科などと共同で治療を計画しております。
スタッフ
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- 診療部長
- 横山 修(よこやま おさむ)
- 認定資格
- 日本リハビリテーション医学会専門医
日本リハビリテーション医学会指導責任者
義肢装具等適合判定医
身体障害者福祉法第15条指定医
(肢体不自由・言語・そしゃく)
難病指定医
(リハビリテーション科)
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- 医師
- 髙内 裕史(たかうち ひろふみ)
- 認定資格
- 日本リハビリテーション医学会専門医
日本リハビリテーション医学会指導責任者
義肢装具等適合判定員
身体障害者福祉法第15条指定医
(肢体不自由・言語・そしゃく)
難病指定医
(リハビリテーション科)
-
- 医師
- 山上 大亮(やまがみ だいすけ)
- 認定資格
- 日本リハビリテーション医学会指導医
義肢装具等適合判定医
身体障害者福祉法第15条指定医
(肢体不自由・言語・そしゃく)
難病指定医
(リハビリテーション科)