神奈川県総合リハビリテーションセンター

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かながわリハビリロボットクリニック(KRRC)

かながわリハビリロボットクリニック(KRRC)

神奈川リハビリテーション病院では「かながわリハビリロボットクリニック」(略称KRRC)として、ロボットを活用したリハビリテーションの相談窓口を設置しています。
KRRCでは次の相談に対応します。

1 筋電義手の処方・訓練

先天性や労災などにより前腕等が欠損した方について、筋電義手の処方・訓練について相談に応じています。患者さまの状況やニーズにより、能動義手や装飾義手についても同時に評価を行い、筋電義手の必要性が高いと判断できれば、訓練を進め公費による取得の申請を目指します。

筋電義手とは、筋肉の発生させる表面筋電位を感知し、モーターで義手を動かし、ものを掴む、離すという動作を行うものです。
当院では、前腕等が欠損した方を対象に、筋電をうまく発生させる訓練からはじめ、基本的操作訓練、さらには、患者様個々の生活課題を把握しながら、例えば、料理、洗濯物を干すといった日常生活での動作や、仕事でこういう両手での動作を行いたい、学校で両手を使った実験や実習があるなど、より具体的な課題に対して筋電義手の操作訓練を進めていきます。平行して、切断部にはめる部分(ソケット)の制作をすすめ、適切な電極の位置の選定やフィット感、使用にあたり痛みや不快感がないよう調整を進めていきます。

お問い合わせ先

患者さまからの訓練実施や処方のご相談
総合相談室(担当 蒔田) TEL:046-249-2612

2 ロボットを活用したリハビリテーション

脊髄損傷等の患者を対象に、Rewalk、サイバーダイン社のHAL®を活用したリハビリテーションを行っています。また、脳卒中などによる片麻痺患者を対象にパワーアシストハンド、レッグを活用した訓練を行っています。これらの訓練は、医師の診断に基づき、身体状況などにより適用できない場合があることにご留意ください。

お問い合わせ先

患者さまからの訓練実施や処方のご相談
総合相談室(担当 蒔田) TEL:046-249-2612

3 ロボット等の開発における企業や大学への支援

企業や大学研究室で開発中の福祉機器やシーズに対し、臨床現場からの視点で患者ニーズや使い勝手を評価し、改善点を提案します。場合によっては、共同研究の形で開発に協力していきます。神奈川県が進めている「さがみロボット産業特区」における実証実験のフィールドとして、開発中の製品評価も行っています。

お問い合わせ先

発企業や大学研究室からの開発支援のご相談
研究部(担当 村田、前田)  電話 046-249-2590
KRRCポスター
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KRRCからのお知らせ

筋電義手の病院内での訓練、調整が進むと、次は自宅に持ち帰り、日常生活で実利用する段階となります。自宅、学校や職場で実際に使って、さらに習熟を高めます。その後、ある程度の期間を経て、公費での取得を目指し市町村長に申請を行います。
平成29年度から始まった神奈川県の事業により、複数人の方が貸出用筋電義手を活用することができ、自宅や学校、職場で利用を進めています。
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