脊髄損傷
当院の特徴について
脊髄損傷の原因はかつては労災や交通事故が多く青壮年層に多発していましたが、近年は転倒など比較的軽微な外傷による高齢者の受傷が増加しています。脊髄が損傷することによる影響は手足が上手く動かせない事のみにとどまらず、排尿・排便機能や生殖機能の障害、自律神経の障害などさまざまな症状が現れるため、整形外科やリハビリテーション科以外に泌尿器科や内科・精神科など多くの診療科の連携が必要です。当院では昭和48年の開設以来、診療の柱の一つとして脊髄損傷のリハビリとその合併症の治療に力を入れてきました。
作業療法科
患者さまのライフスタイルに合わせた支援を行います。バストイレ入浴評価システム、ドライビングシュミレータといった機器の活用により、日常生活動作の獲得、社会参加へ取り組みます。
「重度脊髄損傷者受入環境整備事業(モデル事業)」
当院は、自働車事故による脊髄損傷者の受入環境整備に向けたモデル事業に参加しています。
独立行政法人自動車事故対策機構(ナスバ)が実施する事業であり、脊髄損傷者のリハビリテーションに関して検証に協力します。
対象者:自動車事故による脊髄損傷でありリハビリテーションにより在宅復帰が見込まれる方
SCIM20点以下
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